単発ゲーム紹介

リグロードサーガをクリアしたのでレビュー

皆さんはリグロードサーガというRPGを知っているだろうが。まあここに辿り着いたということはリグロードサーガを知っている人が殆どだと思います。

サガサターンのソフトで1995年に発売。ちなみに2が翌年の96年。そして更に翌年にはセガサターン版のグランディアが発売されています。ちなちなみにプレイステーションの名作FF7はグランディアと同じ97年発売です。

今は1年2年でゲームの変化はあまりないですが、この頃は1年、2年で物凄い進化を遂げているのがよくわかりますね。

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短すぎるストーリー

RPGを語るならまず戦闘やシステムではなくストーリーから。

そんなストーリーですが非常に短かったです。戦闘がタクティクス系で糞時間かかるのでプレイ時間自体はかなりかさ増しされますが、それでもエンディングまでにかかった時間は多少の寄り道をしても10時間程度でした。

ネタバレですが今更このタイトルをやろうって人も少ないと思うので書きます。

  1. 主人公の住む国クイーンズランドに東の地からやってきたゲンユウサイが攻めてくる
  2. クイーンズランドの王子アーサーはゲンユウサイに抵抗するべく城を離れて後に決戦を挑む
  3. 歯が立たないどころか魔法一発で逃げ帰る始末
  4. その魔法でゲンユウサイの下っ端(ムサシ)も巻き込まれて一緒になぜか追手から逃げることに
  5. 頑張って追手を振り切ったと思ったらゲンユウサイの元に集う5幹部の一人ジョウザに待ちぶせされ一瞬でやられる。
  6. クイーンズランド城の牢獄に入れられるが速攻でムサシの式神クロヤシャとアケビが助けにきて脱出
  7. どこいこう?近くの山に賢者がいたから助けてくれるかもしれない!いこう!
  8. 山の上にたどり着くとおとぎ話でゲンユウサイは何度もでてきて、何度も12人の勇者によって倒されているとか聞かされる。
  9. だからお前らも仲間を12人集めろ。そしたらわしのとこまでこい。
  10. 何の情報もなく世界中から仲間をあと5人集めろと言われる。糞狭いワールドマップなので入れるところに適当に入れば仲間が加入するようなイベントがすぐに見つけられる。
  11. お隣のドラグーン王国で同じくゲンユウサイ達の部下に攻められている所を助けて仲間に。
  12. クイーンズランドの街にいる盗賊がイキってゲンユウサイの私物をパクるとかいってたけど失敗してたところを助けて仲間に。
  13. 海賊のボスの女をボコボコにして島に流れ着いた先でなぜかゲンユウサイの5幹部の一人にワンパン食らって伸びている所を主人公たちが助けて仲間に。
  14. 街で伝説の魔道士の話を聞いて登ってみたら条件付きで仲間に。
  15. 魔道士のお願いを聞くためにアイテムを取りに行った先で5幹部の1人に襲われている原始人みたいなやつが仲間に。
  16. 全員集めて賢者のところへいこうとすると突然魔道士が「あ、あの〜〜ちょっと急用が〜〜」とか突然言い出して離脱。
  17. とりあえず賢者のところに行くと、協力してやる。クイーンズランド城に入る隠し通路があるからそこからいこう。ついでに空飛ぶエイもかしてやるでw
  18. 城に侵入してゲンユウサイを倒すが、あれはゲンユウサイの実体ではなく抜け殻だとか言われる。
  19. 突然話が平行世界がどうとかいう展開になり、「カカルクラン」とか呼ばれる場所に本体がいるといわれ向かう。
  20. カカルクランにあるゲンユウサイの城にいくとなぜか途中で離脱した伝説の魔法使いがいて実は5幹部の1人でしたとかいう。
  21. その後残りの5幹部の4人と戦闘になって倒すとゲンユウサイとの戦闘になる。ゲンユウサイを倒すと城から脱出することになる。
  22. 平行世界のカカルクランに向かったメンバー以外のキャラクターは現代に残っていたがカカルクランから逃げ出したゲンユウサイの手下が大量に現れて戦う。
  23. もうカカルクランにいった奴らはいいから扉を閉じて何も来れないようにしよう。とか言われるが、主人公たちがカカルクランから戻ってくる。
  24. 裏で手を引いていたクイーンズランドの頭脳担当みたいなヤツ(ロクセリオン)がムカデみたいなヤツに変身してアーサー達を倒そうとしてくる
  25. 一緒に「不死身」設定の伝説の魔道士が敵として再登場してくるが、普通に戦闘して倒す事ができる。
  26. ロクセリオもさくっと倒してエンディング
  27. みんな故郷に帰って終わり

かなり端折ってますがこんな感じ。もっと縮めるとゲンユウサイも落としたと思っていたクイーンズランドの頭脳担当みたいなやつに手のひらで遊ばれていて、ゲンユウサイの平行世界を含めた世界征服的なので起きる「カオス」が目的だったロクセリオンをぶっ倒す。終わり。

いや多分これちょっとひどいのでいつか編集し直します。

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意味深なシシマルはなんだったのか

主人公のパーティメンバーの中に説明もかなりなにかあると匂わせるキャラクターがいました。「シシマル」です。彼はなぜ主人公たちについてきているのかの動機も不明でした。

しかし序盤に牢獄に捕まった際、ゲンユウサイが「おまえ・・・シシマルか1!!!!」とかなぜか驚いていましたが、直後のアーサーの質問には「いずれ話す時がくるだろう」とか抜かしてたのに結局エンディングでわりとあっさりと何処かへ行ってしまいました。特にデカイ風呂敷を広げたわけでもないのに一切回収されずに終わって消えたシシマルは本当になんだったのか気になってしょうがないですね。

ちなみに2ではシシマル一切でてきません。シシマル・・・

狭すぎるワールドマップ

このゲーム最強にワールドマップが狭いです。後半になって飛行して移動できるようになりますが6〜7秒ぐらいで世界一周できます。まじで。徒歩で移動している最もミニマップとの感覚があわない。

街もなぜか同じ作りのもので左右に1歩進めば建物に入れる。1個2個奥にある左右の建物ぐらいしか入る所がない。街の探索は大体10歩もあれば十分だろう。

序盤キツめ後半楽勝なバランス

終盤の5幹部戦もかなり楽勝だった。

このゲームは序盤かなりキツめの戦闘バランスになっていました。前衛キャラクターが防御行動をせずに敵のターンを迎えると2発攻撃を貰えばほぼ確実に落ちる程のダメージを受けます。なので前衛キャラクターは常に防御で前線に突っ走って敵のタゲをとって一切攻撃をしないで防御し続けます。

そして後衛の弓や魔法で敵を倒す戦法を取ることになります。

しかし話が進むに連れて最初にいた頼りない前衛キャラと比べて異常にタフで攻撃力も高いキャラクターが加入します。原始人のような風貌のダイガンとドラグーン騎士のエヴァン。

ダイガンは武器とアクセサリーしか装備できないのに高いHPと防御力に加えて広範囲にハンマーで大ダメージを与えられます。後半はこいつが突っ込んでハンマーを地面に一発叩きつけるだけで敵が全滅します。

そして最強クラスのエヴァン。人間状態だと対して強くないですが竜变化でドラゴン形態になると全てのステータスがかなり高くなり、ダイガンの若干分野である魔法防御もかなり高めで設定されているので1人で突っ込んでも殆ど死にません。そして前方2マスのブレス攻撃が最強レベル。

ラスボスのHPが9800ですがエヴァンの「アークブレス」がクリティカルヒットすると5000近くのダメージがでるので2発で倒せます。

こういった強すぎるプレイヤー側のキャラクターを潰すためか、終わり際に登場する敵の殆どが「混乱」状態にするカオスサイトとかいう範囲混乱攻撃を連発してきます。もう1つ裁きの光とかいうそこそこ強い範囲攻撃も持っているのですが、そっちよりカオスサイトばっかうってきます。

これが厄介で食らうと一定確率で混乱して味方に攻撃したりします。アークブレスやクエイクハンマーとか打たれると普通に全滅の危機になります。

だけどそれさえ凌げば大したことありません。まじで楽勝です。序盤のキツめの難易度が終盤まで続けばやりごたえがあるゲームだったかもしれませんね。

関係ないですがカオスサイトのエフェクトが糞でかいドクロが画面奥から迫ってきて両目から光だしてるのシュールすぎない?w

全体的に会話とかが少なすぎる

ストーリー上で登場するキャラクターは結構色々な個性をもっています。5幹部もそうです。しかしそれらのキャラクター全てが殆ど会話イベント的なものがありません。シシマルが一番最悪な形でしょう。

例えばムサシの師匠である「ジョウザ」はムサシとの敵対に関してもわりと冷めた感じで殆ど二人の会話もなく倒して終わってしまう物凄い残念な感じになってます。

もう少し全体的にキャラクター同士の会話イベントを濃くしてもっと関係がわかりやすいイベントが欲しかったですね、まじで必要最低限のことしかしゃべらない。会話はおまけみたいなレベルでした。

なんかこう中途半端にやりたいものを詰め込んでしまった感じ。

総評

おもしろいかどうかと言われれば「普通」1995年のゲームということを考えればこんなものなんでしょうか、ただ同じ年にクロノトリガーが発売されている事を考えると、この薄すぎるストーリーは言い訳できないですね・・・。

平行世界に話がでてから更に10時間20時間とプレイが続くぐらいのストーリーの厚さは欲しかったです。

ただ戦闘はそこそこ楽しめました。中盤ぐらいまでですが。終盤は上に書いたとおり、味方が強すぎて無双状態でボス以外の敵は基本ワンパンだったので。序盤の難易度がずっと続けばなって書きましたが本当にそう思ってます。

ストーリーが激薄なのもあって頭空っぽでプレイできるので何も考えずタクティクス系のRPGがやりたい人にはおすすめですね。

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