何年か前からゲーミング〇〇系の商品が増え続けていますが、いつのまにか座椅子までゲーミング化。もっと最近ではゲーミングスピーカーなんてものも予定されている昨今ですが、最強のゲーミング環境構築系の記事で有名になったバウヒュッテさんからは結構色々出ています。
その中の1つであるゲーミング座椅子のLOC-950RRシリーズについてのレビュー。
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ゲーミング座椅子は長時間のプレイによる腰痛の軽減や疲れの軽減、楽なプレイ状態を維持するためのものと、もう1つ見た目のかっこよさが利点になっています。
バウヒュッテのゲーミング座椅子も見れば「ああゲーミング系だな」と一発で分かる見た目をしていますね。
まあそれは置いといて
バウヒュッテのLOC-950RRですが色々と問題点があります。
キャスターのせいで倒れる
まずこの商品キャスターがついており、座った状態でも移動が可能なのですが、前後への移動にしか強くありません。キャスターの向きにもよるのでしょうが基本的には前後にしか動けないです。
勿論左右にも動けるんですが物凄い力がいります。なのであまり楽ではないです。それに加えていちいちロックしないと前後にフラフラ動いて集中できません。通常のチェアでいちいちロックしなくても足が滑り止めになったりオットマンに足をのせていたりするので気になりません。
そして肝心のキャスターのせいで倒れるという部分ですが、これはキャスターがある分座面が少し高くなっており、ある程度の所までリクライニングを倒して持たれると後ろに倒れてしまいます。これが気になってあまりリラックスしてプレイできないのが難点です。
ただしキャスターは組み立ての段階で取り付けるものなので一応外した状態で使用することができます。自分は一度つけてから外したのですがめちゃくちゃ外しにくいのでつけるかどうかよく考えたほうがいいです。女性だと下手したら一人では外せないと思います。
ちなみに外した状態で使用する場合は床との接地面が特に何の加工もない金属部分なので床がかなり傷つきますので何かしらのマットを引いた方がいいです。
付属のヘッドレストがいまいち
私の身長は165cmで平均身長より少し低めなのですが、この身長で適当に座椅子に座ってしまうと、ヘッドレストの位置が頭のかなり上の部分にきてしまい、殆ど頭が乗らない状態になってしまいます。
そのためかなり腰深くに座ってポジションを取らないと使いにくいです。ただヘッドレストそのものが異常に固いため、寝ながら使ったり少し持たれた使い方をする場合にはまったく向きません。これは取り外しが可能なので外して別のクッションを使用したほうがいいでしょう。取り外しただけだとその部分が固いプラスチックのようなもので覆われているので痛いです。
椅子を90℃に起こして良い姿勢を作ろうとするときにはかなり良い感じのサポートにはなります。
リクライニングを倒してのプレイは腕が疲れる
バウヒュッテのもう1つゲーミング座椅子向けのローデスクもセットで自分はかったのですが、リクライニングを倒してのプレイは肘掛があっても高さがうまくあわないので腕が疲れます。
かなりデスク下まで座椅子でもぐりこんだ状態から腕を伸ばしてプレイすることになるので疲労感があります。
これを改善するのであれば同じバウヒュッテが出している大型キーボードスライダーなんかを取り付ければかなり楽になりますが。
良い所
勿論良い所もあります。かっこいいです。
個人的にはチェアと殆ど良い所は変わらないですが、どちらを使用するにしても寝ながらの環境であればキーボードスライダーは必須だと思います。
肘掛の自由度が高い
肘掛の自由度は素晴らしいです。体制にあわせて前後左右に両側の肘掛をスライド上下左右させることが可能で、別々の角度、別々の高さ、別々の前後に設定ができます。
そのため様々なシチュエーションでのゲームプレイを可能にしているので、ヘンテコなプレイスタイルな人にもかなりマッチすると思います。
腰痛軽減
自分は仕事柄腰痛を感じやすいのですが、付属のランバーサポートをしっかり使うことで長時間のプレイもいけるようになりました。
腰痛はなったことがない人は本当に分からないと思いますが、イメージとしてはワサビのツンとした鼻に抜ける匂いが痛みとなって腰にツンツンくる感じです。結構いたいです。
まとめ
ゲーミング座椅子環境でのプレイは自分はやめてしまったのですが、拘りがある人であればこちらもありだとは思います。ただ寝ながらのプレイ環境を目指すのであれば座椅子よりも通常チェアのほうが良い気がします。
部屋のレイアウト的に高い家具を設置したくないかたならありですね。
腰痛対策は若いうちは本当に「は?あほかw腰痛w」とか思ってしまうかもしれませんが、ゲーマーならまじでいつかは直面するかもしれないことなので、早めに寝ながらゲーミング環境を作ってしまいたいところです。
さて一番の問題であるキャスター部分の話ですが、本当にちょっと残念です。似たような別社のゲーミング座椅子はキャスターではなく回転する板に乗っているタイプで360度グルグル回れるタイプもあります。
正直そちらのほうが良いと思いました。寝ながらプレイする場合は深くデスク下まで椅子を潜り込ませる事になるので、立ち上がる時に結構大変です。横への移動にもかなり弱いので。
何度もいってしまいますが、何かしらの理由がない限り座椅子よりもチェアの方を私はおすすめします。
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