世間一般では介護士不足が叫ばれるなか介護士の離職問題も
なかなか解決されていきません。

それは安い給料で誰もやりたがらない仕事だからなのが大きいかと思います。
まず入り口で悪いイメージがつきすぎているので
そもそも就職の選択肢に入れていない人が多いため不足しがち。
そういったイメージがない人が就職しても離職してしまう。
入りにくいのに出やすい環境が問題です。勿論面接へ行けばほぼ通る状況ですが。

なぜ介護士は離職してしまうのでしょうか？

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人間関係

はっきりいって大半の人がこれを理由に離職しています。
実際わたしの同期もこれを理由に９割退職していきました。

他の仕事でも言える事ですが人間関係が悪い状況は仕事が本当にやりにくいです。
そもそも仕事がやりにくい以上にいきたくなくなります。

特に中途で入ってくる年配の男性なんかは本当に理由なく嫌われだします。
別に話してみれば良い人だったりするのですが、少し歳のいった女性介護士からは
本当に嫌われやすくその人を中心にあることない事のうわさが広がり
自分の知らない所で大多数の人間から嫌われているという最悪な状態が出来上がります。

若い人であっても仕事が遅い人は本当に嫌われやすいです。
全員で１フロアの業務をまわすため一人の遅れが全体に響きやすいためです。
しかしこの仕事は早くやろうと思えばいくらでも早くできる仕事で
その結果として利用者側になにかしらの我慢をさせることになりやすいのです。
良い介護をしようと思えば業務はゆっくりになります。しかしゆっくりやっていれば
他職員から悪い目でみられる。このバランスをうまく取れないと
うまく職場でやっていけないことが多いですね。

汚い部分が我慢できない

これは仕事を始める前から分かっていることなので本人の問題ですが
下の世話が本当に綺麗な事ではないので無理な人は本当に無理だと思います。
私の場合は１週間もやっていれば慣れましたが慣れない人は慣れないようです。

実際介護の汚い部分の殆どが排泄上の介助でトイレでの介助時と
オムツの交換をする際のみです。

ストレス

ストレスの溜まりやすさは他の職業をあまり経験していないので分かりませんが
夜勤などはストレスが溜まりやすいです。

・無意味にナースコールを鳴らし続ける利用者

・便で部屋中を汚す利用者

・他利用者の部屋に入り物を荒らす利用者

・喧嘩をしている利用者

様々ですが夜勤中はこれらが同時に起こり全てを一人で対応しなければなりません
肉体的なツラさはあまり感じませんが暴言を浴びながら
これらを笑顔で対応していくのはあまりにもストレスが溜まると思います。

実際私も最初の頃はストレスでしばらくの間舌を軽く噛む良くないクセまで
ついてしまっていました。

これらに耐えられずやめる人も多いでしょう。

おわりだよ

介護士の業務内容は比較的精神面でのつらさが大きく
肉体的な部分はあまりつらくありません。快適な空調の中で
仕事ができる分、外で仕事をされている方々と比べたら
はるかに楽をして仕事をできています。

しかしそれでもやめていく人が多いのは事実で
その最もが人間関係です。女性が中心となりやすいこの業界は
人間関係１つで天国にも地獄にもなります。

本当にどうしようもなくこの業界に入ってくる時や
介護が好きという理由で入ってくる方はまず
職場の人たちと良好な人間関係を築く努力をしていくことで
長く仕事を続けていくことができると思います。

腰のケアも忘れずに！

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