私が初めてMMORPGに出会ったのは小学5年生でした。当時ベクターで無料のゲームを漁ってやりまくっていた頃ジャンル分けされていた中に1つだけ見た事もないジャンル「MMORPG」を見つけてしまった事で私の人生は多分かなり変わりました。多分これを見つけてなかったら東大卒業のエリートでしたね・・・。
まだその頃はあまりMMORPGの種類も多くなく数種類しかなかったのですが、どのゲームも説明が「重厚なストーリーが~」とか「~シリーズの3部作目!」とかに対してシンプルに「友達にすぐできるMMORPG!」これだけだけだったため逆に目をひいてエランシアを選択しました。今のMMORPGは数十GBが当たり前ですがエランシアは確か50MBぐらいのネトゲでしたwwwwwwww
あの頃は良かったなって本当に思います。懐古厨
今は他プレイヤーを倒したり少しでも相手より強くなる事ばかり考えてしますが、あの時代はとにかく人とコミュニケーションを取る事やモンスターを倒す事を他の人と一緒にやる事が楽しすぎました。今は絶対ありえないですがある程度強いプレイヤーに突然wisで「ファンです」とか言っちゃったりしてるような奴でしたがそのおかげで色んな人と知り合うことができましたね。
いまはチャットするのも面倒でボイチャが当たり前になってきていますがボイチャを四六時中繋いでるのってかなり苦痛なんですよね。今自分が小学生だったらドはまりしていたのかもしれないですが。
スポンサードリンクただ強くなるより事よりもゲームの世界を楽しめていた
エランシアは最近めっきり見かけなくなったスキル制のゲームで職業の概念はありますが自分の好きなスキルを上げて個性を持たせる事ができるゲームでした、未だに残っているスキル制のゲームはマスターオブエピックとかですね。
私が始めた頃はスキルレベルが10までは無料プレイが可能だったのでとにかく色んなスキルをスキルレベル9.90ぐらいまで上げて遊んでましたねwww月額1000円は小学生には厳しいしそもそもウェブマネーだったりコンビニ課金のやり方がよくわかってなかった。初めて課金したのは中学生からでしたね。今のスマホゲームなんかで「課金してるの?ww」みたいな会話をしているのは課金という行為が物凄い特別な事に感じている小学生辺りなんじゃないんでしょうか。なんとなく気持ちが分かります。
話はそれましたがとにかく強くなることよりもマップのそこらじゅうを走り回って色んな物を見て楽しんでました。今のネトゲのようにクエスト主導でキャラクターを強くするものではなかったのでとにかく自由でしたし。
多くのユーザーが交流を求めて溜まり場所が最初の街を出てすぐのところにある「南門」というところでした。とにかく皆南門が大好きでとりあえずそこにいけば話し相手が見つかるような場所でした。新参者には大抵誰かが話しかけてくれるので入って行きやすい空気なのもよかったですね。
そこで過ごした時間は本当に長かったです。
南門への侵略者
確か自分が中1ぐらいの頃に突然アップデートでなぜか南門にはバットと呼ばれるコウモリ型のモンスターがPOPするようになりました。このモンスターはそんなに強いモンスターではなく始めたばかりのプレイヤーでも容易に倒せるモンスターなのですが、倒した際に一定確率で「ドラキュラ」と呼ばれるかなり高レベルのモンスターがPOPする設定になっており、初心者プレイヤーにはまったく歯がたたないモンスターでした。
ドラキュラはただの攻撃に加えて視界内全てのプレイヤーを攻撃する範囲魔法を持っていました。初心者を脱したばかりのプレイヤーやあまりHPの高くない中級者でも食らえばそのまま死ぬような連続ダメージを受ける魔法でドラキュラのPOP=確実に数人の死者がでるような状態でしたね。高レベルのプレイヤーが1人で倒している姿はかなりかっこよかったですが。
そのモンスターの登場のせいか日に日に南門に集まるプレイヤーの数が減っていきました。元々この時期はかなり過疎が進んできていて総プレイヤー数も多くなかったのにもかかわらずなぜ運営はこういった余計なことをしたのか私にはまだよくわかりません。
サービス終了
エランシアもう一度やりたいな pic.twitter.com/zzdisXGbku
— しゃらぽわ(17) (@sharapowa7) 2015年5月27日
2006年の5月31日にエランシアはサービスを終了しました。
このMMORPGにはかなりの思い出が詰まっていますしこのゲームをプレイしなかったらきっと今もMMORPGなんてやってなかったと思います。そして東大教授になってたかと思います。東大教授になれなかったとしてもエランシアをプレイできたのはすごく大事な思い出ですね。
今でもたまにエランシアのスクリーンショットや音楽を検索して楽しんでいるのですがやっぱりその時間はなんともいえないふわふわした気持ちになります。学生時代に戻りたいといったあの気持ち以上になんだかソワソワして落ち着かない気分になるんですよね。
今自分たちがプレイしているオンラインゲームの中からでもそういったゲームが10年後や20年後にあるといいですね。
スポンサードリンク
この記事へのコメントはありません。