ハクメイとミコチ。Kindleで漫画を読むのにはまっていた時期に、表紙の絵柄がとても良かったので表紙買いした作品でした。
表紙だけでなく内容も雰囲気や空気感がとても良く、かなりはまった漫画でしたが2018年の冬アニメとして現在放送されており、絶賛はまっています。
かなり面白いです。アニメは漫画を基本的にそって話がすすみます。漫画は最初に世界観の説明だったり人物の紹介のようなものはなく、1話毎の短編続きで少しずつハクメイとミコチの世界観が分かるような形になっており、見ればみるほど魅力的な世界観が伝わってきます。
スポンサードリンク雰囲気を楽しめる
昔でいえば日常や、らきすたのような特に何も考えなくても楽しく見ていられるアニメがありますが、あれらのアニメに加えてファンタジー感のある世界観をプラスし、その世界観が強く引き込まれる要素になっていてとても楽しめます。
例1話Bパートで港町にある市場へ出かけていくシーンを見ることができるのですが、何軒も上にも横にもお店がたくさん立ち並び、たくさんの人々の往来に様々な種族。そして綺麗に描かれている背景がとても引き込んでくれます。
©樫木祐人・KADOKAWA刊/ハクメイとミコチ製作委員会/アニメ「ハクメイとミコチ」1話より
どこか帝国少年さんの描く世界観に近いような街並みに感動しました。
ちなみに街の名前はセリフでしか出てきませんでしたが「港町アラビ」と呼ばれる町だそうです。画像のように上にたくさんのお店が並んでおり、「積み木市場」と呼んでいるそうです。
このような世界観は萌寄りのキャラクターだとあまり栄えない気がするので、ハクメイとミコチのようなデフォルメ感が強いキャラクターや、動物のようなキャラクターばかりのほうがよりファンタジー感があってとてもいいですね。
そしてハクメイ達が住む森の中ではバスのような物があったり、葉っぱを食べる小さな他の虫たちとの交流があったり、見れば見るほどこの素晴らしい世界観を広げていく要素がふんだんにちりばめられています。見れば見るほど好きになるタイプのアニメです。
若干のシリアスシーンもありますが基本的にすぐに解決しまたいつものほんわかな雰囲気に戻るアニメなのでシリアスが苦手な人にも非常におすすめできます。
個人的に自分もあまりシリアスで暗い雰囲気が続くアニメは苦手なので終始ゆるふわほんわか気味のこのタイトルは好印象ですね。
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